2015/06/29

デザイナーズハンドブック これだけは知っておきたいDTP・印刷の基礎知識


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本のご紹介です。グラフィックデザイナー向けです。基礎から、細かい理由まで補うすばらしい技術書です。
いくつかのデザイン会社に勤務された方ならわかるかもしれませんが、会社によってルールがまちまちだったりします。
この本なら会社の基本的なデザインルールの基盤として置いておけるんじゃないかと思ってます。

デザイナーズハンドブック これだけは知っておきたいDTP・印刷の基礎知識

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オススメしたい人

・グラフィックデザイナー全般。
・印刷の知識にいまいち自身の無い方
・デザインの仕事に係る事を一連の流れを通して覚えたい方
・デザイン全般の知識をそこそこ掘り下げて知りたい方

概要

書体・色・用紙・校正・組版ルール・印刷・製本 etc.の基礎知識から、ページ物・各種広告物・ハガキ・名刺などのメディア別規格物のサイズと制作のポイントまで、印刷物をデザインする際に最低限おさえておくべき事柄をこの1冊に網羅しました。
その上、全編イラストが満載でとっても親しみやすい! グラフィックデザインの仕事をこれからはじめる人も、復習したい人も、持っていれば安心! の1冊です。
引用元:ワークスオンラインブックストア

ということです。
まさに概要の通りの良書中の良書なんですけど、補足するならばDTPがなんなのか、ワークフローはどんなものなのか、が載っています。(ワークフローは様々な本に載っており、それぞれ違うのです。今回の本はDTPオペレーションとしての役割を果たすワークフローかなと思ってますが、流れは掴めるかと…)
知ってるつもりの基礎が、どれだけ曖昧だったか思い知らされた一冊なので、作業に慣れた人もぜひ見て欲しいです。
 

少しご紹介

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作業を伝える本でありながら、ここまで詳しいなんて驚きですが、ワークフローとDTPの図です。
派手で見難いと思いそうな紙面ですが、かなり整理されていて読み物的に読めてGOODです〜!!

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文字組も、複数のイメージ付きで見せてくれてます。感覚で掴めるから、解りやすい…。

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カラーな印刷ページ、スクリーン線数のこととかも載ってます。じつは役割が違ったりするんですよー。ここまで細分化して学ぶ事が無かったので、私も目から鱗でした。(そうだったのかー!)

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媒体で分けられた個々のページもこんなに細かいんです。

総評:デザイナーは、自分の作業外の事まで学び続けたほうがいい。それを掴める一冊でもある。

生業として働く私の経験として「わかんないからなんとなく作業する。」が、許される現場に居た事は一度もないです。デザイナーは打ち合せを行い、リサーチを行い、企画を立て、着地点(印刷も、展示等も)を見越してラフを起こし、コピーを考え、レイアウトを行い、プレゼンして、撮影指示をラフ等で出し、修正を行い印刷について理解をして入稿し、作った物の結果を見てまたリサーチを行うわけです。
これを、専門作業者が代行することはあっても、知らないで良い事は一つもないんです。
ミスの原因になったり、どこかが足りなくて伝わらないものになってしまったりするんです。

この本で全体を見通した提案ができるようになっていけば、ミス無く、共同作業者や、印刷をお願いする企業とも支え合い、高め合えて、クライアントに安心を届け、より良いデザイン制作に繋げていけると思います。

自分で知ると、自信がつく。人に頼らず壁をクリアできる力がつく。

大学を卒業してからずっとDTPをしています。デザインもしてます。
うぬぼれもあるかも知れないんですが頼られて「これ、どうするの?」と聞かれる事が増えました。でも私が知ってる事の5割は本に載ってます。そして、人が伝える情報には間違いが結構あったりするんです。
人に教えるの大好きだし頼ってもらって嬉しい時もあるんですけど、100%事実で間違いが無い物を常に提供する事は難しいです。
自分で知ることほど自分の力になることは無いと思うので、わからないことは調べる。人に聞いても一回噛み砕いてみる。と、いいのかなーと思いました!以上です!

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画像:たじまちはる

この記事を書いたのは > たじまちはる

企業/事業戦略、ブランド戦略、販促計画など、根本を組立てる仕事が得意。
紙、立体物、店頭、Web、動画など幅広い分野の企画とデザインに携わっています。

デザイン(和訳:設計)を活かすためのお勉強記事を主体に執筆してます。

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